2018年11月14日(水)

茨城県、医師確保の優先5病院を選定

北関東・信越
2018/9/12 22:00
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茨城県は12日、医師確保を優先的に進める県内の公的病院など5病院を選んだと発表した。産婦人科や小児科、救急医療でサービスに支障が出ている機関などを選定した。県内外の医科大学に対して、県と病院が連携して医師派遣などを要請していく。5病院で計15人の医師が必要として、遅くとも2020年までの確保を目指す。

県が選んだのは日立製作所日立総合病院(日立市)、常陸大宮済生会病院(常陸大宮市)、神栖済生会病院(神栖市)、総合病院土浦協同病院(土浦市)、JAとりで総合医療センター(取手市)の5つ。選定にあたっては、県が県内の103病院に求人医師数などを調査。その上で地域医療における機能なども勘案し、対象となる病院と必要医師数を定めた。

日立製作所日立総合病院では09年以降休止している地域周産期母子医療センターの再開に向けて産婦人科の充実が必要と判断。同科で4人の医師を確保する。

神栖済生会病院は現在、整形外科が常勤0.1人という実情を踏まえ、3人の同科医確保を目指す。

医師確保については、5病院が関係を持つ医科大学などに対し、県が中心となって医師の増員や新規派遣を働きかける。18年度予算に計上した1億円で寄付講座の設置も進めていく考えだ。

茨城県は23年度までに県内の医師を900人増やす目標を掲げている。県内の人口10万人あたりの医師数は180.4人(16年末時点)と全国ワースト2位だった。

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