2018年9月22日(土)

東北の製造業、3期ぶりプラス 7~9月景況感

北海道・東北
2018/9/12 22:00
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 東北財務局が12日発表した7~9月期の法人企業景気予測調査は、企業の景況感を示す景況判断(BSI)が東北管内の製造業でプラス0.5ポイントと3四半期ぶりにプラスに転じた。半導体製造装置や自動車関連の生産が好調で景況感を押し上げた。非製造業はマイナス7.6ポイントと2四半期連続で改善。建設が伸びた一方で、運輸や宿泊・飲食などは振るわなかった。

 指数は自社の景況が前期に比べ「上昇」したとの回答割合から「下降」の割合を引いた値。調査基準日は8月15日で資本金1千万円以上の企業784社から回答を得た。

 全産業はマイナス5.4ポイントと前回調査(4~6月)から下げ幅が縮小した。改善は2四半期連続。

 業種別では製造業の改善が目立った。化学がプラスに転換した。テレビやスマートフォン(スマホ)向けディスプレー材料の生産拡大がけん引した。生産用機械は半導体製造装置を中心に増産の動きが景況感を押し上げた。

 非製造業は建売住宅の建築が伸びて建設が改善した。ただ、全体では悪化した業種が目立った。運輸・郵便は深刻な人手不足を背景に景況感が悪化している。原油高による燃料コスト上昇も懸念材料となった。宿泊・飲食も人手不足や食材価格の上昇に伴って仕入れ価格の負担感が増し、景況感を引き下げている。

 先行き(10~12月期)は全産業でプラス3.3ポイントとプラスに転じる見通しだ。製造業では年末年始の需要増で食料品の生産が増えるほか、生産調整の終わった鉄鋼も改善に向かうと予測。非製造業も小売りや宿泊・飲食などが改善する見込み。

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