2018年9月20日(木)

商船三井、フィリピンで商船大学の開学式 船員を育成

東南アジア
アジアBiz
2018/9/12 18:00
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 【マニラ=遠藤淳】商船三井は12日、フィリピンの首都マニラ南のダスマリニャス市で地場人材会社と設立した商船大学の開学式を開いた。四年制で1学年あたり最大300人を育成し、卒業生を船員として雇用する。会見した池田潤一郎社長は「フィリピン人は我が社の船員の7割を占めている。質の高い人材を自ら育てたい」と話した。

商船三井がフィリピン・ダスマリニャス市に開設した商船大学(12日)

 船員の手配などを手がける地場人材会社マグサイサイグループと共同出資で、四年制大学「MOLマグサイサイ・マリタイム・アカデミー」を設立。約60億円を投じて、広さ約13.2ヘクタールの敷地にキャンパスを開き、実際の船に近い実習設備をそろえた。

 船橋を模した部屋では大型モニターに映し出される港や外洋の映像を見ながら、出力調整装置などを操作。エンジン室では高さ約15メートルの大型エンジンを使って保守・管理の方法を学ぶ。建物の外には大型救命ボートが設置され、約12メートル下のプールに下ろす訓練を行う。

 全寮制で1学年あたり、船長を目指す航海科、機関士向けの機関科それぞれ150人を予定。一般教養を含めた座学を3年間、乗船実習を1年間終えると卒業できる。卒業生は商船三井とマグサイサイが半数ずつ引き受ける。これまで商船三井は、提携先の地場の商船大学の3年生を選抜して訓練を実施し、卒業生を採用してきた。

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