2018年9月21日(金)

LG化学、米社買収 車向け接着剤、車体軽量化で商機

自動車・機械
朝鮮半島
アジアBiz
2018/9/12 18:00
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 【ソウル=山田健一】韓国LG化学は12日、自動車向けの接着剤を手掛ける米ユニシール社(インディアナ州)を買収すると発表した。買収額は1500億ウォン(約150億円)前後とみられる。LG化学は自動車の軽量化のため、車体の接合を既存の溶接とボルトから接着剤に変える需要が増えると判断。品目に接着剤を加え、自動車部品事業の成長を目指す。

 ユニシール社の親会社のコックエンタープライズ社からすべてのユニシール株をLG化学が譲り受け、子会社とする。同社は1960年の設立で、米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターなどと取引がある。2017年の年間売上高は630億ウォン。

 LG化学によると、自動車向け接着剤の世界市場は17年で約5100億円。今後も年率8%以上のペースで拡大し、23年には約8400億円になるとみる。車体の接合のほか、クルマの電動化で採用が増える電子部品の接着の用途を見込む。軽量化に向け車体の一部を鉄鋼から樹脂に変える動きも追い風になる。

 LG化学の自動車部品事業は、車載電池や内装材に使うABS樹脂の開発と製造が主力。韓国大手財閥のLGはグループとして自動車関連事業を成長の柱に据える戦略を打ち出しており、今回の買収もその一環になる。

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