2018年11月15日(木)

奄美で五穀豊穣祈願 伝統の「新節行事」

九州・沖縄
2018/9/11 20:19
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鹿児島県の奄美大島・龍郷町で11日、来年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統行事の「ショチョガマ」と「平瀬マンカイ」が催された。2つを合わせて「秋名の新節行事」と呼ばれ、国の重要無形民俗文化財となっている。

田を見下ろす山腹で行われた五穀豊穣を祈る伝統行事の「ショチョガマ」(11日、鹿児島県・奄美大島)=共同

男衆は早朝、田を見下ろす山腹に設けたショチョガマ(わらぶき小屋)の屋根に上り、太鼓を打ったり歌ったりして稲の神を招いた。その後、稲穂が垂れるほどの豊作になるよう願いつつ「ヨラ、メラ」と声を合わせ、小屋を揺らして倒した。

平瀬マンカイは、夕方に海岸で実施。しめ縄を張った岩の上で、白装束の男女らが向き合って両手を左右に揺らし、海の神に豊作を祈った。

奄美市の介護士で、初めて参加した盛島俊裕さん(40)は、10カ月の三男を抱いてショチョガマの上に。「稲のようにすくすくと育ってほしい」とうれしそうだった。

行事保存会の窪田圭喜会長(77)は「来年も豊作と信じている」と話した。〔共同〕

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