2018年9月22日(土)

北電副社長「震度7は想定せず」

北海道地震
北海道・東北
2018/9/11 22:00
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 北海道電力の阪井一郎副社長は11日、札幌市内の本社で記者会見を開いた。胆振東部地震で被災した苫東厚真発電所(厚真町)について復旧は11月以降とした。

記者会見する北海道電力の阪井一郎副社長(11日、札幌市中央区)

 ――地震発生直後は復旧まで1週間以上としていた。

 「当初把握したより多くの損傷箇所が見つかった。当時は点検が終わっていない段階で、なにか具体的な目安を言わなくてはならなかった。今後の点検によってはさらに後ずれする」

 ――節電要請はいつまで続けるのか。

 「電力の需給バランスで判断する。冬に向けて電力需要は増えるが、9月に35万キロワットの発電量をもつ苫東厚真の1号機が復旧すれば状況は改善する。現状の節電を続ければ計画停電を回避できそうだ。10月以降の(節電の)数値目標がどうなるかはわからない」

 ――地震発生直後に2、4号機が停止し、17分後に1号機が停止した。一斉停電とどう関係か。

 「まだほとんどわかっていない。なぜ1号機が稼働し続けたのか調査している」

 ――地震後の3時25分に1号機が停止した。その他の火力発電所も同時期に停止したのか。

 「それぞれ停止したのが25分の何秒なのかはつかんでいない。周波数に問題があったなら、停止は全て同時だと思う」

 ――苫東厚真で大事故が起きたことはあるか。

 「過去にも十勝沖地震で損傷が出ている」

 ――大きな発電力を集中させたのはリスクだ。

 「当時の状況は把握していないが当然、発電所は耐震設計がなされている。ただ、震度7の揺れは想定していなかった」

 ――定期修理中の苫小牧、知内など他の火力発電所の復旧は。

 「まだ具体的には分からない。従来は需要が増える12月ごろに間に合うよう修理を終わらせる予定だった。今はそれを前倒しできるようにしている」

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