2018年9月21日(金)

九経連主導の商社、中国山東省へ養殖ブリを出荷

サービス・食品
九州・沖縄
2018/9/11 15:28
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 九州経済連合会が主導して設立し、九州の農畜水産物を輸出する九州農水産物直販(福岡市、小田保社長)は11日、鹿児島産の養殖ブリを中国山東省威海市に出荷した。同社が中国本土に輸出するのは初めて。現地の食品スーパーなどに並ぶという。九経連の麻生泰会長は「中国は輸入拡大のタイミング。第1次産業の朗報にしていきたい」と期待を寄せた。

養殖ブリは季節を問わず安定して出荷できるのが魅力という(11日、福岡空港)

 養殖ブリ2尾が入ったケース37箱が福岡空港から青島空港に向かう旅客機で空輸された。今回は現地の食品卸、泰祥食品に販売されたが、小田社長は「700店舗を展開する地元の食品スーパーにも売り込んでいる」とし、販路拡大に取り組んでいると説明した。

 威海市によると、去年の日本からの輸入額は前年比33%の増加だったという。初出荷に立ち会った威海市商務局の郭良田副局長は「中国は輸入拡大にも力を入れている。今回をスタートに、他の水産物や野菜、果物を中国市場で販売したい」と話した。

 九州農水産物直販の輸出先は香港、シンガポール、台湾に続く4つめの国・地域となる。輸出拡大を通じて九州の生産者の所得を向上させ、後継者難の打開につなげる狙いがある。九経連の麻生会長は「伸びゆく市場をターゲットにすることで、東京より九州に帰ろうという流れが進めばいい」と話した。

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