2018年9月21日(金)

日本ユニシス、フィンテック企業対象にファンド出資

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フィンテック
BP速報
2018/9/11 20:00
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日経クロステック

 日本ユニシスは2018年9月10日、国内のフィンテックスタートアップ企業を主な対象とする投資ファンドに出資すると発表した。出資額は約1億円。投資先のスタートアップ企業だけでなく、同ファンドに出資する金融機関などとも協業し、新規事業の開発につなげるのが狙いだ。今後5年間で、総額数十億円規模の事業を生み出す目標を掲げる。

 今回、日本ユニシスが出資したのは、インターネット関連の事業開発会社であるVOYAGE GROUPと、米シリコンバレーを中心にベンチャー投資を手掛けるキャピタル・ディレクションが17年1月に共同で組成した「SV-FINTECH Fund」だ。りそな銀行や岡崎信用金庫といった金融機関のほか、寺田倉庫などが出資者として参加しており、日本ユニシスが8社目。ファンド規模は20億円を予定している。既に人工知能(AI)に強いココペリ、ゼネリックソリューションなど、国内を中心に8社に投資済みだという。

 「ファンドリターンより、事業開発が主な目的だ」と、日本ユニシスネオバンク戦略本部企画推進部事業開発プロジェクトの近藤知幸氏は説明する。具体的な取り組みはこれからだというものの、金融機関のデジタル化やキャッシュレス施策、ビッグデータ解析とAI技術、ブロックチェーンや認証・暗号化技術などに重点を置いて事業開発に取り組むという。

 日本ユニシスは17年に、シリコンバレーの情報収集や最先端の現地サービス・技術を日本に持ち込むことを目的に、米国のファンド・オブ・ファンズ(ファンドに出資するファンド)に10億円規模を出資した。ほかにも同じ17年には、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)の役割を果たすキャナルベンチャーズを設立している。

(日経 xTECH/日経FinTech 岡部一詩)

[日経 xTECH 2018年9月10日掲載]

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