2019年6月27日(木)

梅毒、半年で3200人 最多の昨年上回るペース

2018/9/11 10:03
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性行為などで感染する梅毒の6月までの患者数が3236人に上り、昨年同期の2613人を大きく上回ったことが国立感染症研究所の集計で分かった。日本医師会(日医)は「近年の患者の急増は驚異的だ」と注意を呼び掛けている。

今年4~6月は1735人で、1~3月の1501人から増加。このままいくと年間の患者数は6千人を超え、現行の集計方式となった1999年以降最多だった昨年の5820人を上回るのは確実とみられる。

4~6月の都道府県別の患者数は、東京の445人が最多。昨年同期の491人よりは減少した。一方、2番目に多い大阪は302人で昨年同期の192人から大幅に増えている。さらに愛知、神奈川、兵庫、福岡の大都市圏が続き、岡山(49人)、広島(42人)も目立つ。

女性は20代前半の若い世代に極端に患者が多い。男性は20~40代を中心に幅広い年代で報告がある。

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が原因で起きる感染症で、抗菌薬で早期に治療すれば完治するが、放置すると脳や心臓に大きな合併症を起こす。また妊娠中に感染すると、流産したり、子が「先天梅毒」になったりすることがある。〔共同〕

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