フクビ化学、断熱材事業を取得 積水化学から

2018/9/10 19:09
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フクビ化学工業は10日、積水化学工業から断熱材事業を買収したと発表した。取得額は非公表。フェノール樹脂製で業界最高クラスの断熱性能が特長だ。まずは高機能住宅への需要を見込み、2~3年で売上高20億~30億円の事業に育てたい考えだ。

事業買収に伴い、積水化学が岡山市に持つ子会社工場の設備と人員約30人を譲り受け、同工場の一部を間借りして生産する。まず、10月1日にフクビ岡山(岡山市)を新設し、同子会社が2019年1月1日に積水化学から事業を譲り受ける予定だ。子会社の社長には、フクビ化学の村井知仁経営企画部長代理が就任する。

取得したフェノール樹脂製の断熱材「フェノバボード」は、断熱材で最も普及しているグラスウール製の半分の厚みで同等の性能が得られるため、施工の自由度が向上するという。また、ガスバーナーであぶっても燃え広がらない防火性を持つことから、ビルや土木など非住宅分野への展開を期待している。

フクビ化学の八木誠一郎社長は「断熱材と他製品を組み合わせて、提案していきたい」と話している。

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