「忘れず教訓に」 茨城の豪雨水害から3年

2018/9/10 18:37
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宮城、茨城、栃木の3県で計8人が死亡した2015年9月の関東・東北豪雨で、茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊して3年となった10日、住民らが犠牲者を追悼し、「忘れることなく教訓に」と防災への誓いを新たにした。

関東・東北豪雨から3年となり、犠牲者を悼み黙とうする茨城県常総市の神達岳志市長(左端)ら(10日午後、常総市)=共同

関東・東北豪雨から3年となり、犠牲者を悼み黙とうする茨城県常総市の神達岳志市長(左端)ら(10日午後、常総市)=共同

常総市では2人が死亡し、総面積の約3分の1に当たる約40平方キロが浸水して5千棟以上が全半壊。豪雨後に12人が災害関連死に認定された。

同市三坂町の決壊現場では献花や黙とうがささげられ、神達岳志市長は「ハード面の整備だけで安心できないことは、連続する豪雨災害を見ても明らかだ。住民と行政の情報連携など、ソフト対策も一層力を込めなければならない」と話した。

水害後には高さ約5.4メートルの新たな堤防が完成し、周辺では住民が住宅を再建。当時自宅が流された渡辺操さん(73)も昨年9月に完成した家で「先祖が守ってきたこの場所に戻れて良かった。希望を持って進むしかない」と前を向いた。〔共同〕

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