2018年11月14日(水)

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一時職務停止の塚原夫妻「宮川選手の引き抜きない」
体操パワハラ問題

2018/9/11 6:00
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日本体操協会は10日、東京都内で臨時理事会を開き、宮川紗江選手(19)からパワハラ告発を受けた塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男・副会長(70)について、第三者委員会の調査結果が出るまで一時的に職務停止にすると決めた。これにより、千恵子氏は10月25日からドーハで開催される世界選手権で日本チームの指揮を執れなくなった。

協会の決定に先立ち、塚原夫妻は10日までに取材に応じた。宮川選手側が主張している朝日生命への引き抜きについて「2020東京五輪強化プロジェクトへの参加を促したのであって、クラブへの引き抜きはしていない」と否定した。

宮川への暴力で無期限登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチ(34)は5日の会見で過去3度、朝日生命への誘いを受けたと語っていた。

これについて光男氏は「宮川選手が中学3年生のとき、速見さんが懇意にしていた朝日生命のコーチに当時の練習環境や自身の待遇について相談していると聞いたので、(宮川と)2人で朝日生命にきてもいいよとコーチを通じて伝えたのは事実。ただ、向こうがお断りになったので、それで話は終わった」と説明し、進んで勧誘はしていないと主張した。

宮川選手側が「引き抜きにあった」と主張するほかの2回は昨年のモントリオール世界選手権の遠征中と、今年7月の強化合宿の際。これについて千恵子氏は「2020プロジェクトへの参加を勧めただけ。なぜ、それが朝日生命への勧誘となるのか」と話した。

また、宮川選手が2020プロジェクトに当初参加を拒んだことには「常務理事会で一人のメンバーから(トップ選手である)宮川選手が参加していないことを(強化責任者として)責められた」という。16年12月に宮川の自宅に電話をかけて強く参加を促したのは、こうした協会の意向も踏まえたものでもあったと主張した。

宮川が国際大会に派遣してもらえなかったと訴えている点にも、千恵子氏は「経験の少ない若手を中心に派遣した。宮川選手と同学年の五輪代表も派遣していない」と不当な扱いを否定。光男氏も「2020プロジェクトの活動はすべて常務理事会で承認されたものを強化本部長が執行している。協会のガバナンスとして何の問題もない」と話した。

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