2018年9月25日(火)

H2Bロケット、14日以降に打ち上げ延期

自動車・機械
科学&新技術
2018/9/10 17:12
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 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、基幹ロケット「H2B」7号機の種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)での打ち上げ予定日を14日以降に延期すると発表した。当初は11日早朝に打ち上げる予定だったが、地上局のあるグアム島に台風が接近し、打ち上げを延期していた。

H2Bロケットには国際宇宙ステーションに物資を運ぶ輸送機を搭載する(写真は2016年の打ち上げ)

 新たな打ち上げ予定日として13日早朝を検討したものの、種子島宇宙センターの天候不順が見込まれるため、打ち上げ日の再設定を見送った。次は最短で14日早朝に打ち上げる考え。11日に今後の天候状況を見極めたうえで判断する。

 今回のH2Bロケットには国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ日本の輸送機「こうのとり」7号機を載せる。水や食料のほか、リチウムイオンバッテリーなどISSの維持に必要な物資を運ぶ。8月末にISSに小さな穴が開き、空気漏れが発生する事故があったが、物資輸送には影響はないという。

 地上に実験サンプルなどを持ち帰れる小型回収カプセルも日本で初めて搭載する。これまではISSから地球への物資輸送は、米国やロシアに頼っていた。今回の実験に成功すれば、宇宙から地球への輸送を日本の独自技術で代替できる。

 さらにこうのとり7号機を分離後、ロケットの第2段部分を南太平洋上へ制御落下させる実験も初めて実施する。第2段部が大気圏に再突入する際の空力加圧データなどを計測する、収集データはデブリ(宇宙ごみ)を大気圏で燃焼させるための基礎データなどに使う予定だ。

(星正道)

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