2018年11月13日(火)

関空、国際線の運航再開 全日空など14便

サービス・食品
関西
2018/9/8 12:26
保存
共有
印刷
その他

台風21号の被害を受けた関西国際空港で8日、国際線の運航が4日ぶりに再開された。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションと全日本空輸の合計14便が発着する。同日は国際貨物便も運航する予定で、7日再開の国内線に続いて復旧が進んでいる。ただ、被害の大きい空港設備もあり、当面は便数を絞った運用になりそうだ。

国際線の運航が再開され、上海に向けて飛び立つ全日空機(8日午後、関西空港)

国際線の運航が再開され、上海に向けて飛び立つ全日空機(8日午後、関西空港)

国際線の再開第一便は全日空の上海線で、午後0時20分に関空を出発した。中国から来た会社員のジョン・タオさん(26)は「深夜に運航の連絡がきて飛びあがるほどうれしかった」と、化粧品などの土産物を片手に笑顔を見せる。

国際線の再開を受け、搭乗ロビーには早朝から大きなスーツケースを引いた外国人らが目立った。香港の会社員のシェン・ダンさん(27)は「東京経由で帰ることも考えたが、運航するので安心した。ただ、台風で電車が動かなくなるなどトラブルも多かった」と疲れた表情で語った。

ピーチは8日に香港線やソウル線、台北線など12便を運航する。全日空は上海線の2便を発着させる。旅客便だけでなく、米物流大手フェデックスは国際貨物便を6便運航する。

国際線の運航を再開した関西空港第2ターミナルの出発ロビー(8日午前)=松浦弘昌撮影

国際線の運航を再開した関西空港第2ターミナルの出発ロビー(8日午前)=松浦弘昌撮影

国際線も国内線と同じく被害の少なかった第2ターミナルとB滑走路を利用する。第1ターミナルやA滑走路の浸水はほぼ解消されたが、停電などが続いている。関空を運営する関西エアポートは1週間をメドに、第1ターミナルの南側とA滑走路の再開を目指して復旧作業を急いでいる。

2017年度の国際線の便数(旅客)は1日平均334便、旅客数は同6万人だった。8日の便数は5%にも満たず、旅客数(予約ベース、午前10時時点)も約1900人にとどまる。当面は国内線、国際線とも減便が続く見通しで、訪日外国人客らの減少は避けられない。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報