2018年11月14日(水)

関空、8日に一部の国際線再開 減便避けられず

サービス・食品
関西
2018/9/8 1:00
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石井啓一国土交通相は7日、台風21号の影響で閉鎖していた関西国際空港(大阪府泉佐野市)の復旧計画を発表した。被害が大きいA滑走路の暫定運用を9月中旬をめどに始めるほか、4週間後に連絡橋を通る鉄道の運行を再開する。近隣空港の代替利用も模索するが当面の減便は避けられず、訪日観光など地元経済への影響が残る。

7日に運航を再開した国内線の初便

関空を運営する関西エアポートは7日、国際線を8日に再開すると発表した。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションや全日本空輸がアジア便を運航する。旅客だけでなく、米物流大手のフェデックスも8日から国際貨物便の一部運行を再開する。

空港アクセスはタンカーの衝突で損傷した箇所を除いてシャトルバスでの対面通行を始めた。

変圧器の浸水で一部停電が続く第1ターミナルビルや特殊車両が早期復旧すれば、今後1カ月でほぼ正常化する可能性が出てきた。当初予想を上回るペースで復旧作業が進む。ただ、台風前の関空への乗り入れは旅客と貨物合わせて1日平均500便超あり、大幅な減便が続く見通しだ。

完全復旧がインバウンドの書き入れ時となる中国の10月初旬の国慶節(建国記念日)に間に合うかは微妙で、関西経済への影響は避けられない。

一方、大阪府の松井一郎知事は大阪国際(伊丹)空港と神戸空港への振り替え運航に向けて地元自治体との調整を開始。伊丹空港周辺の10市でつくる協議会は7日、関空から伊丹に臨時で1日最大32便の国内線を移す計画を了承した。

ただ国際線の振り替えはハードルが高い。伊丹と神戸は国内空港のため、税関や出入国管理など設備面の整備と、係員を派遣する必要がある。関西エアの山谷佳之社長は「普通に考えれば難しいが、様々な要件や既成概念にとらわれず考えたい」と話した。

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