2019年1月18日(金)

営業再開店舗に住民ら殺到 スマホ充電 長蛇の列

2018/9/7 22:00
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地震から一夜明けた7日、札幌市内では一部のコンビニやスーパーなどが営業を再開した。停電が続いたり物流が滞ったりするなか、食料品や生活必需品など限られた商品を求めて多くの市民や観光客らが足を運んだ。

携帯電話の充電待ちをする人たち(札幌市役所)

再開した飲食店に並ぶ人たち

札幌市中心部の「狸小路商店街」にあるドン・キホーテは朝から店頭に商品を並べて営業を始めた。店頭には食料品や衛生品など数種類の商品を買い物かごに入れて販売した。市内に住む女性は「何軒も店を回ったがようやく営業しているところにたどり着けた」と安堵の表情。

なかでも買い物客に人気の商品がスマートフォン(スマホ)などを充電するバッテリーだ。道内では現在も一部地域で停電が続いていて、市役所やホテルなど町のいたるところで電気のつながるコンセントにスマホをつなぐ「充電難民」が発生した。ドンキの店員は「バッテリーは購入個数を制限しても飛ぶように売れる」と話した。

札幌駅前の京王プラザホテル札幌は6日夜、行き場を失った約100人にホテルのロビーを開放した。いすを並べて休めるようにしたり、スマホを充電できるように延長コードを提供したりした。7日以降は延泊を希望する宿泊客に限って営業を継続し、ほぼ満室だ。

「あ、お店開くのかな」。閉店していた札幌市内の牛丼店に明かりがつくと、開店前にもかかわらず10人以上がすぐに列をつくった。会社員の正木菜摘さん(28)は「コンビニにはお菓子しか残っておらず、困った」と話した。

道内コンビニ大手のセコマ(札幌市)が運営するセイコーマートは在庫がある店や商品調達ができた店から順次営業を始めた。札幌市内のグループ会社のおにぎりや弁当工場は7日夜中から復旧。一部店舗に配送し昼ごろには商品が並んだ。

コープさっぽろは特に揺れが大きかったむかわ店以外で営業を再開した。通電している店では店内に現在ある商品を販売、停電している店では店頭販売で対応している。移動販売車も現在残っている商品の販売で対応する。

札幌市内にある大丸札幌店など主要4百貨店は6日に続き、7日も臨時休業。帯広市の百貨店、藤丸も同様だ。一方、函館市の百貨店、丸井今井函館店は7日午前10時から営業を再開した。

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