/

業績至上主義改める スルガ銀・有国新社長

記者会見するスルガ銀行の有国新社長(7日午後、静岡県沼津市)

スルガ銀行の有国三知男新社長は7日、記者会見し、「いままでのトップダウンではなく、ボトムアップ型で進める」と語った。「業績至上主義にならないような人事報酬制度に変えなければならない」と強調した。会見での一問一答は次の通り。

――第三者委の指摘をどう受け止めるか。

「組織的な不適切融資があったとの認定は重く受け止める。営業社員に過度なプレッシャーがかかったことや、ガバナンスが機能していれば防げた部分は会社全体の企業風土、文化に帰着する。抜本的な職場環境の正常化から始めていきたい」

――どのような組織にするか。

「創業家が一切退いた。今後は自分たちが新しいスルガ銀行をつくっていくという使命感で引き受けた。現場の社員とコミュニケーションを取り、トップダウンではなくボトムアップ型で組織を進めていきたい」

「企業文化・ガバナンス改革委員会で外部の知見も取り入れながら議論を進めている。ハラスメント対策では来週、社内掲示板で新たなコーナーを立ち上げて、社員が気兼ねなく声をあげられる仕組みをつくる」

――岡野元会長自ら説明する責任はあるのでは。

「必要であればそういうことを求めていきたいが、今回は新体制スタートという姿勢で会見を行った」

――これまで強みとしてきた個人ローンで問題が起こった。今後のビジネスモデルは。

「大きな方向性は変わらない。30年以上主力だったが、どこかで数字ありきになってしまった。もう一度原点に立ち返りたい」

「業績インセンティブにウエートをかけすぎた。人事報酬制度で目標に対する達成度の割合が高かった。業績至上主義にならないよう社員の人格みたいなものもチェックする制度に変えていかなければならない」

――先行きを考えた時、他の金融機関との提携は考えるか。

「現状、そういうことは考えていない」

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

業界:

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン