2018年11月14日(水)

整備士の給与手厚く 岐阜日野自動車、人材確保狙う

自動車・機械
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2018/9/7 19:37
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セイノーホールディングス(HD)傘下のバス・トラック販売会社、岐阜日野自動車(岐阜県安八町)は人手不足が懸念される整備士の確保策に乗り出した。事務職や営業職に比べ、給与を手厚くする体系を導入。外国人技能実習生の整備士としての育成も進める。板金塗装の工場を新設するなど、計18億円かけて整備士が使う設備も更新中だ。

同社の整備士は約130人で、定数ギリギリという。このため給与体系を改めて整備士を「技術職」に位置づけ、同じ学歴であれば「総合職」よりも初任給や時間当たりの残業代を1割ほど積み増した。昇給時の上昇額でも、総合職を上回るようにした。

また本社でフィリピン人技能実習生を3人受け入れた。現在トラックの整備士を補助しており、実習期間中に整備士資格を取得し、滞在年数を延ばしてもらうことを目指す。同社は同国マニラでトラック販売子会社を運営しており、期間終了後も現地で雇用できる。

今後は本社以外の拠点でもフィリピン人技能実習生を育成する方針で、関連会社の滋賀日野自動車(滋賀県栗東市)でも近く受け入れる。田口隆男・岐阜日野自動車社長は「他のセイノーグループでも受け入れられないか見極めたい」と話す。

就労環境を高めるための設備更新も進める。本社敷地内に板金塗装の工場を新設したほか、隣接する安八営業所と大垣支店(大垣市)でも工場を今後改築する。「施設は老朽化しており、改善を望む声が多かった」(田口社長)という。

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