2018年9月26日(水)

8月末の中国外貨準備、3カ月ぶり減少 為替介入が影響か

中国・台湾
2018/9/7 19:00
保存
共有
印刷
その他

 【北京=原田逸策】中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2018年8月末の外貨準備は3兆1097億ドル(約344兆円)と前月末より82億ドル減った。前月比での減少は3カ月ぶりで、金額は17年10月末以来の低水準だった。通貨人民元の急落を抑えるための為替介入が影響した可能性がある。

 8月は人民元が対ドルで急落して1ドル=6.93元台を付け、15年の元切り下げ後の安値に接近した。トランプ米大統領は対中報復関税の打撃を和らげる効果がある元安に不満を示しており、中国は外貨準備を取り崩してドル売り・元買いの為替介入を実施したようだ。

 8月はユーロが対ドルで小幅下落したことも響いた可能性がある。外貨準備で保有するユーロ建て債券が、ドル換算では目減りするためだ。中国企業が15年から発行を増やしたドル建て債券の償還が今年から本格化していることも、外貨準備の減少要因となる。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報