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バレー男子、20年東京五輪へ「存在感」示せるか
世界選手権 9日開幕

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2018/9/9 6:30
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 4年に一度行われるバレーボール男子の世界選手権が9日、イタリアとブルガリアで開幕する。2大会ぶりに出場する世界ランキング12位の日本は「ベスト8相当の成績」(中垣内祐一監督)と高い目標を掲げており、強化してきた速さのある攻撃と粘り強さがどこまで通用するかがポイントになる。2020年東京五輪で復活を遂げるためにも、世界に存在感をアピールする場としたい。

石川が攻撃力を発揮できるかがチームの浮沈を左右する=共同

石川が攻撃力を発揮できるかがチームの浮沈を左右する=共同

エース石川が復帰

 12年ロンドン、16年リオデジャネイロと続けて五輪出場を逃すなど近年は厳しい結果が続く日本だが、腰などを故障していたエース石川祐希(シエナ)が今大会で復帰。ベストメンバーを組めたのは好材料だろう。石川は約1年ぶりとなる代表の公式戦に向けて「非常にいいコンディションで臨める」と話しており、抜群の攻撃力が発揮できるかはチームの浮沈を左右する。

 現在のチームでは従来の持ち場であるサイドはもちろん、バックアタックでの貢献も欠かせない。コート中央からの速さのあるクイックとバックアタックこそ、高さで劣る日本が世界の強豪に対抗するために磨いてきた攻撃パターンの一つだからだ。

 エース不在で臨んだ今年5、6月のネーションズリーグではセンターからの攻撃が少なかったが、今大会ではトスの配分率を高める方針という。石川は7月末の親善試合で実戦に戻ったばかりで連係不足も心配されるが、本人は「セッターとも話していてコンビ面は問題ない。打数が集まると思うので、しっかり決めたい」と語る。中央大時代から現在までプレーするイタリアでの開催とあって、心身ともに充実した状態で臨んで躍進につなげたい。

初招集の18歳西田に期待

 石川欠場の間に台頭してきた新戦力、西田有志(ジェイテクト)の存在も大きい。18歳のサウスポーは攻撃専門のオポジットとして今春に初招集されると、ネーションズリーグでは高い跳躍力から繰り出すスパイクとサーブで得点を量産。相手のレギュラー選手が複数欠場していたとはいえ、6月に11年ぶりにイタリアを破る原動力となった。

 バックアタックも打てることから石川とともに多くのボールを託されそうだが、世界選手権ではこれまで以上に高いブロックがそろい、簡単にスパイクを打ち抜ける機会は多くない。自他ともに「状況の悪いときに点数につなげられていない」と認める通り、直近の試合でも厳しい体勢で強引に打ち抜くといった粗削りな面は課題だろう。

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