2018年11月21日(水)

デンソーウェーブ、QRコード位置情報の無断収集を中止

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BP速報
2018/9/7 18:00
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デンソーウェーブとアララは、共同開発したQRコードの読み取りソフト「公式QRコードリーダー“Q"」(以下、“Q")をアップデートし、ユーザーに無断で位置情報を収集していた機能を停止させた。アップデートの実施はAndroid向けが2018年9月3日、iOS向けが9月6日。

9月3日にアップデートされたAndroid向けの“Q

9月3日にアップデートされたAndroid向けの“Q"(出所:Google Play)

9月6日にアップデートされたiOS向けの“Q

9月6日にアップデートされたiOS向けの“Q"(出所:App Store)

アララが提供するQRコード作成のウェブサービス「QRコードメーカー」で作成したQRコードをアップデート前の“Q"で読み取ると、アララのサーバーにユーザーの位置情報やIPアドレスなどの情報を送るようになっていた。収集した情報は、QRコード作成者に提供していた。

両社はこれらの情報を収集したり、QRコード作成者に提供したりしていることを“Q"のユーザーに通知していなかった。このため、両社への批判が8月下旬にネット上に数多く書き込まれた。これを受けて両社は8月28日、QRコード作成者への情報提供サービスを中止していた。しかし、位置情報やIPアドレスなどの情報収集を継続していた。

アップデートした“Q"で、位置情報以外の情報を収集しているかどうかは不明。今回の機能停止に至った経緯や位置情報以外の収集についてデンソーウェーブは、「“Q"とQRコードメーカーの実質的な開発はアララであり、サービスはアララが提供している。コメントする立場にない」と回答した。

一方アララは、「“Q"に関する内容は、Android向けはGoogle Play、iOS向けはApp Storeと各ソフトウエア提供プラットフォームでお知らせする。それ以上はコメントしない」とした。アララがこれまでに収集したユーザーの位置情報やIPアドレスといった情報の取り扱いについては、「QRコードメーカーのウェブサイトにある告知欄で今後発表する」(同)としている。

(日経 xTECH/日経NETWORK 齊藤貴之)

[日経 xTECH 2018年9月6日掲載]

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