2018年9月20日(木)

米最高裁判事の公聴会、機密公開めぐり混乱

トランプ政権
北米
2018/9/7 9:03
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 【ワシントン=中村亮】米議会上院の司法委員会は6日、米連邦最高裁判所の判事に指名されたブレット・カバノー氏の承認をめぐる3日目の公聴会を開いた。野党・民主党議員が、議員のみ閲覧できる「機密情報」としたカバノー氏の文書を突然公開し、共和党が猛反発した。だが、その後に機密情報とされた文書は公開が認められていたことが分かり、委員会が混乱した。

 民主党のコリー・ブッカー議員はカバノー氏がブッシュ(子)政権下のホワイトハウスに勤務していた際に作成した人種についての分析などの文書を公開した。議会のルールでは機密文書を公開すれば除名などの厳しい処分が科される可能性があるが、ブッカー氏は「ルールを適用すれば良い」と強気の姿勢を示した。

 共和党のジョン・コーニン議員はブッカー氏が2020年の米大統領選の民主党候補にあげられていることを念頭に「大統領選への出馬は上院のルールを破る言い訳にはならない」と批判。「無責任で無礼だ」と強調した。だが、その後に文書が機密ではなかったことが分かった。

 カバノー氏は保守派として知られる。承認されれば最高裁判事9人のうち5人が保守派となり、司法判断がトランプ氏や共和党寄りになるとの見方が多い。共和党指導部は月内に委員会で採決し、10月中旬までに上院本会議で承認したい考えだ。

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