2018年9月22日(土)

自民総裁選スタート 活動は3日間自粛

自民党総裁選
政治
2018/9/7 10:25
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 任期満了に伴う自民党総裁選が7日午前、告示され、連続3選をめざす安倍晋三首相(党総裁)と石破茂元幹事長の2氏が立候補した。48年ぶりに現職と対抗馬による一騎打ちとなる。6日に北海道で起きた地震を受け、両陣営の出陣式や共同記者会見などの選挙活動は9日まで自粛する。20日に投開票し、新総裁を選出する。

首相官邸に入る安倍首相(写真左)と記者の質問に答える自民党の石破元幹事長(7日午前)

首相官邸に入る安倍首相(写真左)と記者の質問に答える自民党の石破元幹事長(7日午前)

 両氏は7日午前、党所属国会議員20人以上の推薦人名簿など立候補に必要な書類を党総裁選管理委員会に届け出た。届け出順は抽選の結果、安倍氏、石破氏の順で確定した。

 総裁選は議員票(405票)と党員・党友票(405票)の計810票で争う。議員による投票は20日に党本部で実施し、党員・党友は郵送などで19日まで受け付ける。開票はともに20日で、同日午後に新総裁が決まる。

 立候補の届け出後に党本部で予定していた両氏の所信表明や共同記者会見は北海道地震を受け、10日に延期した。8日の日本記者クラブ主催の討論会、9日の党青年局・女性局の討論会なども14日以降に先延ばしする。

 首相は「責任、実行」をキャッチフレーズにかかげ、自身の経済政策「アベノミクス」や外交政策の継続を訴える。推薦人の甘利明元経済財政・再生相は立候補の届け出後、党本部で記者団に「災害に強い国をつくることが第一だ。安倍政治の完成形に向けて内政・外交にしっかり取り組む」と意気込みを代弁した。

 石破氏は「正直、公正」をかかげ、公文書の改ざんなど安倍政権の不祥事を念頭に「政治・行政の信頼回復100日プラン」を実行する考えを示す。石破氏は国会内で記者団に「自民党がいかにあるべきか、この国をどうしていくか、首相と私と議論を交わし、選んでもらえるような総裁選であってほしい」と述べた。

 現職の総裁と対抗馬による一騎打ちは1970年以来となる。

 今回の総裁選は首相が国会議員の支持で石破氏を引き離している。首相陣営が3日に開いた選挙対策本部の発足式には議員230人が出席。秘書の代理出席と合わせると346人で、議員票の8割超を占める。劣勢の石破氏は首相の政権運営などに不満を持つ議員の取り込みを狙うほか、地方に散らばる党員・党友票の獲得に活路を求める。

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