2018年9月23日(日)

北海道地震、停電5割強が解消 新千歳8日国際線再開

北海道地震
社会
2018/9/7 6:43 (2018/9/7 18:15更新)
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 北海道で震度7を観測した地震で、警察庁は7日、9人が死亡し、7人が心肺停止になっていると発表した。なお25人の安否が分かっていない。経済産業省によると、道内の5割強に当たる約149万戸の停電が解消。新千歳空港の国内線や北海道新幹線は一部で再開したが、都市機能の完全な回復にはなお時間を要する見通しだ。

 北海道電力によると、午前6時までに砂川発電所(砂川市)など3つの火力発電所と音別ガスタービン発電所(釧路市)、森地熱発電所(森町)に加え、55カ所以上の水力発電所が稼働した。同社は7日中にピーク需要の8割の312万キロワットの復旧を目指す。

再開し混雑する新千歳空港(7日午後)

再開し混雑する新千歳空港(7日午後)

 世耕弘成経産相は7日の閣議後の記者会見で、北海道で大規模な停電が続いていることを受け、道民に改めて節電を要請した。菅義偉官房長官は早期復旧に向け「災害復旧予備費も含めて、必要な対応を講じていきたい」と述べた。

 混乱が続いた交通網は再開の動きが徐々に出てきた。新千歳空港の国内線は午前の到着便から順次運航を再開したほか、8日には、国際線の運航も再開させる。

 北海道新幹線は7日午後0時半すぎに運行を再開した。JR北海道管内の在来線は新千歳空港へ向かう快速を除いて、再開の見通しが立っていない。

 北海道内の小中学校、高校、特別支援学校など公立学校1197校は7日の臨時休校を決めた。

 7日午前7時半時点で死者は厚真町で5人、札幌市、苫小牧市、むかわ町、新ひだか町でそれぞれ1人。心肺停止は厚真町で7人。同町では大規模な土砂崩れが起き、25人の安否が分かっていない。警察や自衛隊、消防が不明者の捜索を続けている。

 このほか道内各地で359人が負傷し、延べ8616人が避難。室蘭市、安平町など6市町の55戸で建物に被害が出た。

 安倍晋三首相は7日午前の関係閣僚会議で、地震による死者数について「地震でこれまでに16人が亡くなり、26人が安否不明だ」と語った。

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