2018年11月21日(水)

日商会頭、就活ルール「必要」 中小企業の混乱を懸念

経済
2018/9/6 21:23
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日本商工会議所の三村明夫会頭は6日、経団連の中西宏明会長が就職活動の時期を決める「就活ルール」の廃止に言及したことについて、「なんらかのルールは必要だ」と反対した。「経団連が(ルール作りを)やらなければ、他にやる人は誰もいない」とも話し、中小企業の採用活動に混乱が生じ得ることに強い懸念を示した。

三村会頭は福島県いわき市内で記者団の取材に応じ、「何らかのルールがないと就職活動は際限なく早まってしまう。きちんと落ち着いて勉強した学生を社会に出して企業に取り入れることが必要だ」と述べた。三村氏が公式に反対論を述べたのは初めて。

中小企業は大企業の新卒採用と時期をずらし学生を採用している。経団連が定める就活ルールがなくなると、中小企業の採用活動に不利に働く可能性が高い。「非常に売り手市場の中、中小企業はいつ採用活動が始められるんだと不安になる」とも説明した。

三村会頭は経団連の中西会長が就活ルールの廃止に言及した3日以降、就活ルールを巡って中西氏と意見交換をしたもよう。経団連は政府や大学と就活ルールの見直しをめぐって近く協議に入る見通し。日商としても状況を確認しながら意見を示していくという。

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