災害時にEV貸し出し、練馬区と日産が協定
東京都練馬区は6日、日産自動車と大規模地震など災害時に協力する協定を締んだ。日産系の自動車販売店が普段は試乗車として配置している電気自動車(EV)を、災害時に区へ無償で貸し出す。被災した区民が集まる避難拠点の電源としてEVを活用する。
日産のほか東京日産自動車販売、日産プリンス東京販売とも協定を結んだ。EVの貸与のほか、各社が店舗に設置している充電スタンドを、災害時には区が優先して利用できるようにする。
区はすでにEVを所有する区民や事業者を対象に、災害時にEVを電源として提供してもらう「災害時協力登録車制度」を創設している。犯罪防止のために区内を巡回しているパトロールカーもこのほどEVに入れ替えた。
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