2018年9月25日(火)

福島第1、3号機使用済み燃料取り出し、11月は困難

環境エネ・素材
科学&新技術
2018/9/6 20:22
保存
共有
印刷
その他

 東京電力は6日、福島第1原子力発電所3号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールから燃料を取り出す作業について、予定していた11月中の作業開始を先送りすると発表した。燃料の取り出しに使う設備の不具合が相次ぎ、原因の調査や対策に時間がかかっている。廃炉工程表では開始目標を2018年度の中ごろとしていた。

 3号機は原子炉建屋上部のプールに566体の使用済み燃料が残る。東電は放射性物質の飛散を防ぐ屋根カバーを設け、内部に燃料取扱機やクレーンを整備したが、制御盤がショートするなど不具合が相次いだ。

 東電は6日の記者会見で「11月中の取り出し開始は難しい」との認識を示した。自社や協力企業の品質管理にも問題があるとして、複数の不具合に共通する原因を分析、改善してから試運転を再開するという。

 燃料取り出し作業の本番前には、試運転を終えた後に原子力規制委員会の検査を受け、作業員を訓練する期間も必要になる。作業開始が来年になる可能性が出てきた。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報