2018年9月25日(火)

中国美団、最大4900億円調達へ 20日に香港上場

ネット・IT
中国・台湾
アジアBiz
2018/9/6 20:16
保存
共有
印刷
その他

 【香港=木原雄士】中国の生活関連サイトを運営する美団点評は6日、20日に香港取引所に株式を上場し、最大44億米ドル(約4900億円)を調達すると発表した。時価総額は5兆~6兆円程度となる見通し。現在2割出資する中国ネット大手の騰訊控股(テンセント)も追加出資する。2018年の香港の新規株式公開(IPO)としては、中国鉄塔、小米(シャオミ)に次ぐ3番目の規模となる。

 香港で6日に記者会見した王興・最高経営責任者(CEO)は「オンラインとオフライン、消費者と商店を結びつける存在になる」と述べた。美団はレストラン予約やネット出前、旅行サイトなどを手掛け、2017年の利用者は3億人を超えた。上場によって調達した資金の一部は新サービスの開発にあてる。

 株式市場の環境によっては調達額が下振れする可能性もある。公募前に引き受けを約束する投資家はテンセントのほか、米オッペンハイマー・ファンズや英ランズドーン・パートナーズなど資産運用会社が名を連ねた。

 美団は米グルーポンのような共同購入サイトとして10年に創業した。15年に飲食店の口コミサイト、大衆点評と合併し、今年4月にはシェア自転車の摩拝単車(モバイク)を傘下に収めた。ここ数年で急成長した中国のユニコーン(企業価値10億ドル以上の未上場企業)の代表格だ。

 中国では若者を中心にネット中心の生活様式が広がっており、出前サービスなどが急成長している。美団は美容室の予約や映画チケット購入など手広くサービスを手掛けて、ユーザーを囲い込む。4月末時点でユーザー1人あたりの年間取引は20.3件と、1年前に比べて4割増えた。売上高は急増しているが、営業費用などが膨らみ最終赤字が続いている。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報