2018年9月26日(水)

三越日本橋本店、改装第1期10月開業 コンシェルジュ90人

小売り・外食
2018/9/6 16:03
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 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は6日、段階的に改装を進めている三越日本橋本店(東京・中央)の第1期改装部分を10月24日に開くと発表した。各階にコンシェルジュが常駐するデスクを設け、客の要望や相談に応じブランドやカテゴリーを越えた商品提案を行えるようにする。ネット通販が勢いを増す中、百貨店ならではの接客力を生かし客の満足度を高め来店促進を図る。

専門領域のコンシェルジュや、来店目的に応じてコンシェルジュに引き合わせるガイドたち(東京都中央区)

三越日本橋本店の本館1階にある天女像の前にレセプションを設ける(イメージ)

客の要望や相談に応じブランドやカテゴリーを越えた提案を行うコンシェルジュが常駐するデスク(イメージ)

 同日、日本橋本店で開いた発表会で浅賀誠店長は「新しい形の百貨店にチャレンジしていく。従来、商品基軸で百貨店をつくってきたが、今回は新たに顧客基軸の要素を加えていく」と説明した。

 目玉のコンシェルジュは専門領域が食料や紳士、婦人、着物、リビングなどの7つに分かれ、日本橋店で働く従業員のうち約90人を任命する。各階へ案内するガイドも新設し約110人を任命。客は本館1階に新設されたレセプションと呼ばれる窓口に立ち寄り、ガイドが来店の目的に応じてコンシェルジュに引き合わせる。ガイドは店内を回遊もする。

 従来、従業員は靴や紳士服など売り場ごとに担当が割り当てられていた。今回設けるコンシェルジュは客の話を聞きながら、境界を越えて最適な商品を提案できる。さらに、コンシェルジュは携行する端末を通じて、購買履歴といった客の情報を共有し、専門性の高い従業員や他の専門領域のコンシェルジュと連携することも可能。客はコンシェルジュを来店前に予約することもできる。

 第1期の改装では新館1階の高級品ブランド、本館1階の化粧品や雑貨などの売り場を改装。第2期の改装は2019年度内に完成する。20年度の売上高で改装前に比べ100億円の増加を見込み、そのうち50億円をコンシェルジュによる押し上げ効果とみている。

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