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「通電火災」に注意を 停電から復旧時、出火の恐れ

北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震の影響で道内全域で発生した停電は、6日午前の段階で復旧の見通しが立っていない。北海道電力は電力供給の再開を急いでいるが、気を付けないといけないのが停電からの復旧時に発生する「通電火災」だ。

地震による「通電火災」の対策には感震ブレーカーなどを活用し、ブレーカーを落とすのが効果的だ

停電前まで使っていてスイッチがオンになった状態の電熱器具から漏電することなどが原因で発生する。例えばオーブントースターや観賞魚用ヒーターなどだ。大規模地震では住民が避難して家屋が無人になるため、初期消火が遅れて被害が拡大する恐れがある。

1995年の阪神大震災を経験した神戸市は今回の地震発生後、ツイッター上で通電火災への注意を呼びかけ、避難する前にブレーカーを落とすよう求める発信を続けている。

阪神大震災の際、神戸市では157件の建物火災が発生。原因が特定できた55件のうち35件を電気火災が占め、うち33件が通電火災だった。電熱器具には過熱防止のための安全装置があるが、地震で正常に作動しなかったり、通電再開時に配線がショートして付近のほこりに引火したりして火事になるケースがあるという。

ツイートを担当した同市広報課の中務雅史さん(34)は「神戸では通電火災の危険性が教訓としてあるが、一般にはなかなか浸透していない」と懸念。早朝に北海道での大規模停電を知り、被災地に伝えられればと午前8時すぎからツイートを開始したという。中務さんは「これから避難を始める被災地の方は、自宅のブレーカーを落とすのを忘れないでほしい」と呼び掛けている。

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