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広島・新井、今季で引退 思い出は初めての優勝

プロ野球広島の新井貴浩(41)が5日、今季限りでの引退を発表した。広島市のマツダスタジアムで記者会見した新井は「チームの3年後、5年後を考え、今年でいいのではないかと思った」と、世代交代も考慮しての決断だったことを明かした。

今季限りでの現役引退を表明す広島の新井=共同

昨季途中に鈴木に4番の座を譲ってからは出番が減り、今季は主に代打に回っていたが、しぶとい打撃は健在で、周囲も驚く引き際の早さとなった。

引退は6月の交流戦終了後あたりから考え始め、8月に球団に伝えた。球団から1カ月の熟慮を求められたが、引退の意思が揺らぐことはなかったという。

「(自分の引退を)若い選手にはチャンスと思ってほしい。そこで競争が生まれればカープの強さにつながる」。「育成の広島」の伝統を担ってきた選手として、自らの出処進退も厳しく判断した。

2007年オフにフリーエージェント(FA)で阪神に移籍。戻ってきたのが15年。すでに衰えが見え始め、自身も1年やってだめならユニホームを脱ぐ覚悟だった。それから4シーズン。16年にはリーグMVPにも輝き、復活を遂げた。

「またカープのユニホームを着させてもらえるとは思わなかった。みなさんへの感謝の気持ちが僕の体を動かしてくれた」。若返ったかのような活躍は温かく迎えてくれたファンと球団のおかげ、と強調した。

16年、チームとして25年ぶり、自身初となるリーグ優勝を決め、東京ドームで黒田博樹さんと抱き合ったことが、一番の思い出という。だが、そのあとに「今のところは」とただし書きをつけた。

3連覇を目前とするチームにはクライマックス・シリーズ突破、日本シリーズ優勝という目標が残り、自身もユニホームを着て戦い続ける。日本一を「一番の思い出」にする、という決意をのぞかせた。

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