イケメン「新居」に満足 東山動植物園ゴリラ舎公開

2018/9/5 19:15
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名古屋市の東山動植物園に完成した新しいゴリラ・チンパンジー舎が6日に一般公開されるのを前に、5日、報道向け内覧会が開かれた。屋内の展示スペースは旧施設の5倍に拡大。ゴリラが暮らす樹木をイメージしたタワーを新設するなど、より野生に近い形で生態を観察できるようになった。

新施設に移った「シャバーニ」(5日、名古屋市千種区の東山動植物園)

ゴリラの屋外運動場には高さ8メートルのタワーを設置した(5日、名古屋市千種区の東山動植物園)

ゴリラの屋内展示室にはポールやロープを設置し、木の上での生活を再現した

チンパンジーの屋外運動場には、高さ15メートルのタワーを設置した

チンパンジーの屋内展示室にはアリ塚を再現。木の枝を使ってエサを食べる姿を観察できる

「シャバーニ」はリラックス

イケメンゴリラとして人気の「シャバーニ」ら5頭のニシゴリラと9頭のチンパンジーは6月に旧施設から新施設「アフリカの森エリア」に引っ越し、設備に慣れるための訓練を続けていた。

この日のシャバーニは屋内で子供2頭とじゃれ合うなどリラックスした様子。チンパンジーも活発に動き回っていた。園の担当者は「新居に満足してくれたようで良かった」と話した。内覧会は4日の予定だったが、台風21号の影響で延期されていた。新施設に台風の被害はなかったという。

スペース広げ姿間近に、高さ自慢のタワー設置

ゴリラ舎の屋内展示室は289平方メートルで、旧施設(56平方メートル)の約5倍に拡大した。チンパンジー舎も42平方メートルから231平方メートルと5.5倍になった。いずれもガラス越しに間近に姿を見ることができる。

ゴリラ舎の屋外には新たな目玉として国内のゴリラ飼育施設では最も高いという高さ8メートルの「ゴリラタワー」を設置した。屋内の天井にはロープを張り巡らせ、野生のニシゴリラが1日の大半を過ごす樹上のような環境を整えた。

チンパンジー舎でも、旧施設では1本だったタワーを4本に増やした。最も高いものは15メートルあり、木から木へ飛び移るようなダイナミックな動きを見られるようになったという。チンパンジーが道具を使うなどして器用にエサを食べる姿を観察できる施設も造った。

同時に見られる「欲張り」ポイントも

ゴリラとチンパンジーを左右に同時に見られる「欲張りビューポイント」も設けた。両者の生息域が重なるアフリカの地域をイメージしたという。

新施設の入り口では実物そっくりのゴリラとチンパンジーのモニュメントが出迎えてくれる。家族連れやカップルらの記念撮影スポットとして人気になりそうだ。

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