2018年11月19日(月)

アウディ、新型「A8」を8年ぶり刷新

自動車・機械
2018/9/5 18:34
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独アウディの日本法人、アウディジャパン(東京・品川)は5日、8年ぶりに刷新した旗艦車「A8」の新モデルを10月15日に発売すると発表した。量産車では世界で初めて赤外線レーザーを使ったセンサーを採用した。運転支援システムの先進性を前面に打ち出して、消費者を引き付ける。

8年ぶりに刷新したアウディジャパンの旗艦車「A8」

国内の正規販売店で10月から販売を始める。同日に都内で開いた説明会でフィリップ・ノアック社長は「アウディブランドを象徴するモデルだ」と強調した。

アウディは独フォルクスワーゲン(VW)グループのなかでも、先端技術を売りにしたプレミアムブランドだ。旗艦車の新型A8には、自動運転時代の到来を見据えた安全機能が数多く盛り込まれている。

量産車として世界で初めてレーザースキャナーを搭載し、赤外線を照射して3次元(3D)で前方の障害物を捉える。150メートル先の乗用車と80メートル先の人を見分ける能力を持ち、水平方向には145度まで把握する。

「まだどこの市場でも法整備が整っていない」(ノアック氏)ため、自動運転の水準は人の運転をシステムが支援する「レベル2」にとどまるが、次世代を意識したセンサー技術を採用した。

他にもミリ波レーダーやカメラセンサー、超音波センサーを備える。計23個のセンサーを用いて車の周囲の状況を捉え、急な割り込みにも、スムーズに速度調整する運転支援機能を備える。

価格は排気量3リットルのV型6気筒エンジンの場合で、1140万円。電源が48ボルトのマイルドハイブリッド(HV)を採用し、1リットルあたり10.5キロメートルの燃費性能を実現している。

2019年以降にはレーザースキャナーなどを駆使して前方の路面の凹凸を先読みし、サスペンションを制御する機能なども導入する予定だ。車体の揺れを防ぎやすくなる。

18年1~6月における国内の輸入車市場は15万台の大台を超えた。2年連続で、年間の販売台数30万台越えも視野に入る。アウディは旗艦車の投入で、国内販売を勢いづける。

(川上宗馬)

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