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デシャンボー、米男子ゴルフの若手注目株
ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

(2/2ページ)
2018/9/6 6:30
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初優勝は17年。ジョンディア・クラシック(イリノイ州シルビス)で米男子ツアー初勝利を挙げると世界ランキングを81位まで上げた。今年に入ってからは一人だけ異なるエンジンを積み、コースを疾走しているかのようだ。

世界ランキングも7位に上昇

ウッズ、ミケルソンの復活で沸いた米ツアーだが、その間にデシャンボーは実績を積み上げ、気づけばデルテクノロジーズ選手権の勝利で、世界ランキングも7位にまで上げている。

その勢いはこんな別のデータにも表れている。

ノーザントラストはキャリア3勝目だったが、これはプロ入りして69戦目でのこと。そのペースはリッキー・ファウラーの145戦目、ジャスティン・トーマス(ともに米国)の70戦目と比べても早い。ジョーダン・スピースの60戦目、パトリック・リード(同)の54戦目にはかなわなかったが、その彼らも次の試合で勝って抜き去っている。

ゴルフチャンネルで記録の調査などを担当するジャスティン・レイ氏によると、70戦目で4勝というペースは、ロリー・マキロイ(英国)が50戦目で達成して以来のスピードだそうだ。

これまで彼の風変わりな一面ばかりが注目されたが、もはやそういう捉え方は消えつつある。

それに伴って、彼をめぐる状況も激変した。

たとえば17年夏、彼が18年のライダーカップ(2年に1度開催される米国と欧州との団体対抗戦)のメンバーに選ばれるとは誰も予想しなかった。だが、9月4日に発表された主将推薦で、デシャンボーはライダーカップ初出場を決めた。そして、そのことに異を唱える人もいなかった。理由は簡単である。

彼は、その場にふさわしいのである。

さていったい、この若者はこれからどこまで伸びるのか。

実に興味深いが、デルテクノロジーズ選手権に勝った後、「これ以上ゴルフがうまくなる余地があるか」と聞かれてこう言った。

「確実に上のレベルはあると思う。あとはバイオメカニクス(生体力学)の限界次第。僕の言っていることをわかってくれるだろうか……」

彼のゴルフを理解するには、我々もバイオメカニクスの原理を勉強する必要がありそうだ。

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