2019年7月24日(水)

東海道新幹線が再開 台風21号、関空孤立客は船で輸送

2018/9/5 5:48 (2018/9/5 10:23更新)
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JR東海は5日未明、台風21号の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線について、始発から東京―新大阪間の全線で運行を再開すると発表した。強風で線路上に落ちた飛来物や倒木などを5日午前1時40分ごろまでに撤去。午前6時の始発までに復旧するメドが立ったという。

JR東日本によると、東北・上越・北陸・秋田・山形の各新幹線も始発から予定通り運行する。

JR西日本は京阪神地区の在来線について、大阪環状線など8路線で始発から運転を見合わせる区間が出たほか、一部路線で列車の本数を減らして運行した。南海電気鉄道が始発から全線で運転を見合わせたほか、近畿日本鉄道は一部の路線で始発から運休したり列車の本数を減らしたりした。

一方、台風21号の影響で閉鎖した関西国際空港では5日午前6時すぎから、臨時の高速船で取り残された利用客の神戸空港への輸送を開始した。

関空を運営する関西エアポートによると、4日から空港内に取り残された利用客は約3千人。同社は利用客らに国内線のゲートエリアや隣接するホテルの会議場を開放。乾パンや水、毛布を配布し、利用客は空港のソファなどで一夜を過ごした。従業員も取り残されているが、同社は「人数は把握できていない」としている。

利用客の輸送に使う高速船は関空と神戸空港を結ぶ110人乗りの定期船を臨時に運航。希望する利用客を神戸空港までピストン輸送する。

台風で横転した車両を避けて通勤する人たち(5日午前、大阪市住之江区)

台風で横転した車両を避けて通勤する人たち(5日午前、大阪市住之江区)

またタンカーが衝突した関空への連絡橋の道路を管理する西日本高速道路(NEXCO西日本)は5日午前0時40分から、被害のない上り線側の道路を緊急車両に限り通行可能とした。関西エアポートは午前8時すぎから、バスによる利用客の輸送も始めた。

連絡橋には4日午後、大阪湾に停泊中だったタンカー宝運丸(2591トン)が風に流され衝突。自動車用道路に亀裂が入り、路面も盛り上がるなどの被害が生じ通行不能となっていた。

ただ高潮とみられる海水で滑走路が冠水した空港は、安全確認のため5日に発着予定だった国内、国際線全便の欠航が決まっている。復旧の見込みも未定という。

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