2018年11月13日(火)

斎藤七段が激戦制す 将棋王座戦第1局

囲碁・将棋
2018/9/4 22:29 (2018/9/4 23:28更新)
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第1局を制し、対局を振り返る斎藤七段。右は中村王座(4日午後、神奈川県秦野市)

第1局を制し、対局を振り返る斎藤七段。右は中村王座(4日午後、神奈川県秦野市)

4日朝から神奈川県秦野市の陣屋で指されていた第66期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第1局は午後10時27分、145手で先手の挑戦者、斎藤慎太郎七段(25)が初防衛を目指す中村太地王座(30)を下した。斎藤七段は初のタイトル獲得に向け幸先の良いスタートを切った。

持ち時間各5時間のうち、残りはともに1分。第2局は20日に京都市のウェスティン都ホテル京都で指される。

(投了図は▲8四金まで)

(投了図は▲8四金まで)

この日の将棋はプロの間で現在よく指されている「角換わり腰掛け銀」の最新形の戦いとなった。後手の中村王座は7二金(34手目)から6一飛(38手目)と回って積極的に動き、先手も3五歩から果敢に仕掛け、午前中から激しい展開となった。先手は2三角(49手目)~2三銀と猛攻。後手も2八歩(60手目)~3九銀と反撃に出た。

夕食休憩前は先手が少し指しやすいとみられたが、夜戦に入り後手が猛追。一手ごとに控室の見解が変わる難解な将棋となった。その後もギリギリの攻防が続いたが、最後は「勝ち急がなかった斎藤七段が混戦から抜けだした」(解説の木村一基九段)。

【指し手】▲7六歩△8四歩▲2六歩△3二金▲7八金△8五歩▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成▲同 銀△2二銀▲4八銀△6二銀▲4六歩△4二玉▲4七銀△7四歩▲3六歩△3三銀▲4八金△6四歩▲3七桂△7三桂▲6八玉△6三銀▲2九飛△8一飛▲9六歩△9四歩▲1六歩△1四歩▲6六歩△7二金▲5六銀△5四銀▲2五歩△6一飛▲3五歩△同 歩▲4五桂△3四銀▲2四歩△4四歩▲2三歩成△同 銀▲2四歩△3四銀▲2三角△4三銀右▲3四角成△同 銀▲2三銀△4三角▲3二銀成△同 角▲2二金△5四角▲2三歩成△2八歩▲同 飛△3九銀▲3二金△5二玉▲4二金△6二玉▲3八飛△4八銀成▲同 飛△8六歩▲同 歩△8一飛▲5五銀打△6三角▲4四銀△4五銀▲同 歩△3六歩▲3八歩△7五歩▲同 歩△3九角▲4七飛△2八角成▲4三金△6一桂▲3二と△3八馬▲4二と△7六歩▲同 銀△8六飛▲5二と△7一玉▲6一と△8一玉▲8七銀打△4七馬▲同 銀△4八飛▲5八銀△4五角▲5六歩△7七歩▲同 玉△8四飛▲6七角△6五歩▲8五歩△6四飛▲5三銀不成△6一飛▲5二金△6三飛▲6四桂△8二金▲7四歩△6六歩▲同 玉△8六歩▲7三歩成△同 金▲7五桂△8七歩成▲同 金△6四金▲6三桂成△同 金▲6二銀成△7四桂▲7七玉△7三金▲7五歩△6六銀▲8八玉△8六歩▲7一飛△9二玉▲7三飛成△8七歩成▲同 銀△8三金▲7四歩△8二金打▲8四金まで145手で斎藤七段の勝ち

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