2018年11月18日(日)

就活ルールとは 新卒一括採用を前提
きょうのことば

経済
2018/9/5 1:31
保存
共有
印刷
その他

▼就活ルール 経団連が企業の採用活動に関して定めるルール。企業が自主的に守るルールとしており、守らなくても罰則はない。企業説明会や採用面接の解禁日のほか、内定日を定めている。現在のルールは20年春入社まで適用し、説明会を3月、面接を6月に解禁して内定は10月としている。

戦後は政府や大学、産業界が申し合わせとして就職協定を制定。だが、協定破りが横行して廃止になった。代わりに採用活動の大きな混乱を避けるため、1996年に新たな倫理憲章ができた。当初は内定日のみが規定されていたが、就活の早期化を止めるために説明会や面接の日程も規定するようになった。新卒の獲得競争は激しく、最近は経団連に加盟しない外資系企業などが採用活動を早めている。経団連の会員企業からは見直しを求める声があがっている。

就活ルールは新卒一括採用を前提にしている。戦後の経済成長を支えた終身雇用や年功賃金と一体となった日本型雇用システムの一つだ。高齢者や女性の活躍が不可欠になるなど働き方は多様化しており、一律のルールは時代にそぐわないとの声もある。

【関連記事】
経団連会長、就活ルール廃止を発表 政府会議で議論へ
新卒一括採用、転機に 経団連が就活ルール廃止発表
経団連の就活ルール、なぜ廃止? 3つのポイント
就活、崩れる「10月1日内定式」 メルカリは入社日
「インターン=選考」加速 就活ルール見直しで
横並び就活に限界 就活ルール形骸化一段と

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報