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南ア 2四半期連続のマイナス成長、景気後退入り

【カイロ=飛田雅則】南アフリカ政府統計局は4日、4~6月期の国内総生産(GDP)が物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率0.7%減ったと発表した。2四半期連続のマイナス成長で、景気後退局面入りが確認された。主要産業の農業や、運輸の落ち込みが響き、家計最終消費支出も減少した。南ア通貨のランドは対ドルで下落した。

1~3月期の2.6%減に続くマイナス成長に大きく影響したのは、農業部門の不調だ。かんきつ類やワインの一大生産地であるケープタウンなどでは、天候不順から干ばつに見舞われている。農業は29.2%減と、2四半期連続で2ケタのマイナス成長が続く。

運輸は4.9%減となった。17年1~3月期以来の5四半期ぶりにマイナス成長に沈んだ。低迷する製造業を中心に、陸路や空路での人やモノの移動が低調だったことが響いた。

需要項目をみると、家計最終消費支出が1.3%減と、落ち込みが目立つ。輸送や食品、衣服など向けの支出が振るわなかった。

2四半期連続でのマイナス成長を受け、通貨ランドの4日の対ドル相場は下落した。前日3日に14ランド後半だった相場は、発表後15ランド前半まで下げた。国際通貨基金(IMF)によると、南アは17年時点で経常赤字がGDP比2.2%と新興国の中でも高く、通貨が売られやすい。

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