2018年11月18日(日)

UACJ、タイにアルミ材開発拠点 自動車向け開拓

環境エネ・素材
2018/9/3 18:12
保存
共有
印刷
その他

アルミ圧延品で国内最大手のUACJは3日、タイでアルミ材の研究開発拠点を10月1日に開設すると発表した。同様の拠点は日本、米国に次いで3カ国目。現地の市場調査を強化して製品開発に生かす。東南アジアでアルミ缶などの既存事業に加え、自動車の車体など市場の拡大が有望な分野を開拓する。

UACJは東南アジア事業を強化している(タイの工場)

新設する拠点は「R&Dセンター(タイランド)」。バンコク近郊で立地を検討中だ。日本人のほか、日本拠点で経験を積んだタイ人従業員も配置する。

タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)傘下の国立金属材料技術研究センターや、地元のカセサート大学とも連携し、技術開発に取り組む。

UACJはバンコクの東南部にあるラヨン県に主力工場を持ち、生産能力の拡張を進めている。マレーシアやベトナムにも工場を構え、アルミ製品を生産・供給している。新設のR&Dセンターは東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の各市場を視野に研究開発を統括する。

UACJは東南アジアでアルミ缶を中心に、エアコンで空気の温度を変える部材「フィン材」や、自動車でエンジン冷却水や排ガスを制御する「熱交換器」用の材料を主力とする。米国でも4月、シカゴにR&Dセンターを開設したばかりで、海外の研究開発体制を拡充している。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報