/

徳島空港、12月に初の国際定期便就航 香港へ

キャセイドラゴン航空が週2便

徳島空港に初の国際定期便が就航する。徳島県の飯泉嘉門知事が3日記者会見し、香港のキャセイドラゴン航空が12月から香港便を週2往復運航する計画で国などと調整を進めていることを明らかにした。飯泉知事は「個人客が香港をハブ空港として使えるようになる」と徳島空港の利便性向上に期待を示した。

1月に税関や検疫など国際線向けの施設を新設した

12月19日から毎週水曜と土曜に欧州エアバスA320型機で運航する。発着時間は今後詰める予定。座席数は約160席で、ビジネスクラスは設けず全席エコノミークラスとする見通し。現時点では2019年3月27日までの「季節定期便」としており、合計で29往復58便を予定している。

1月に国際チャーター便として香港と徳島を結んだキャセイドラゴン航空が12月に定期便の運航を開始する

徳島空港は1月21日にCIQ(税関・出入国管理・検疫)の機能を持つ国際線受け入れ可能な新ターミナルの供用を開始。その後、香港、台湾との国際チャーター便が合計で約40便が運航した。徳島―香港間のチャーター便は平均搭乗率が84%弱と利用実績が高かったことで今回の定期便就航につながったもよう。

キャセイドラゴン航空は親会社である香港のキャセイパシフィック航空とインターネットの予約サイトを統合している。定期便就航により徳島発着で香港を乗り継ぎ拠点にしたアジアや欧米への個人旅行の利便性が高まるとみられている。

キャセイドラゴン航空は羽田空港、福岡空港、那覇空港の3空港に香港との定期便を就航させているが、国内主要空港以外の地方空港との定期便は初めて。飯泉知事は「海外の航空会社が戦略として地方発着便が成立するのかどうかの試金石となる」と語り、今後、香港などでPR活動を推進していく考えを明らかにした。また、利用実績を積み上げ「通年運航へとステップアップさせたい」と期待を示した。

四国4県の空港で国際定期便が就航するのは高松、松山に次いで3番目。高松空港は現在、ソウル、上海、台北、香港の4路線が運航、松山空港は上海、ソウルの2路線を定期運航している。

高知空港はまだ国際定期便はないが、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が年内に成田、関西国際空港それぞれを結ぶ路線を開設し、国際線の利用環境が向上する。インバウンド(訪日外国人)誘客を狙い、四国の各空港とも国際線の新規開設の意欲は強く、高松空港はタイやシンガポールといった東南アジアへの直行便の就航を目標に掲げている。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン