/

アライグマ分布域3倍に 外来種、生息なし3県のみ

環境省は2日までに、生態系を乱す外来種のアライグマの分布域が、約10年前と比べ全国で3倍近くに広がったとの調査結果を発表した。生息情報がなかったのは3県だけで「繁殖力が強く、さまざまな環境で生息できるため、分布域が拡大している。引き続き捕獲などの対策が必要だ」としている。

環境省は全国を5キロ四方の区画に分け、全ての市区町村に2010~17年にアライグマが確認されたかどうか尋ねて分布を調べた。その結果、20%の場所で生息情報があった。同様の方法で調べた05~06年の前回調査では7%ほどだった。

都道府県別で見ると、生息が確認されなかったのは前回調査時に12県あったが、今回は秋田、高知、沖縄の3県だけになり、急速に分布を広げていることを示した。

以前はほとんど見られなかった福島県の沿岸部でも広い範囲で確認された。環境省は「東京電力福島第1原子力発電所事故の避難で人が減ったことが関係しているかは分からない」としている。

外来種であるハクビシンとヌートリアも調べ、それぞれ26%と8%の場所で生息情報があった。過去の調査と手法が違うため単純比較はできないが、拡大傾向だという。

アライグマは北米原産で、ニホンザリガニなど絶滅危惧種を捕食するほか、農作物被害や感染症を引き起こす恐れがあり、環境省が特定外来生物に指定。ヌートリアも特定外来生物で、ハクビシンは重点対策外来種として対策の必要性が高い種と位置付けている。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン