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現役復帰の高橋大輔「自分の軸はスケート」

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2018/9/4 2:00
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 2010年バンクーバー五輪銅メダリストで、アジア勢男子として初めてフィギュアスケートのメダルを獲得した高橋大輔(関大KFSC)が4年ぶりの現役復帰を発表した。4月から本格的な練習を始めて約5カ月。4年ぶりの試合になる近畿選手権(10月、兵庫県尼崎市)に向けて、練習の状況や心境などを聞いた。

高橋は「自分で決めた現役復帰だから全てに前向き」と語る

高橋は「自分で決めた現役復帰だから全てに前向き」と語る

 ――ここまでどうか。

 「やっぱり予想通りにはいかないね。以前のように追い込んでは抜いて、追い込んでは抜いてと、メリハリをつけてやればいけるかなと思ったけれど、それができたのは毎日何かしら体を動かしているベースがあったからこそ。自分の体のことをわかりきっていなかった。初めて腰に痛みが出たり、4回転ジャンプの練習を始めて太ももに肉離れも起きたりした」

 「1カ月ぐらいで最低限の練習ができる状態に戻ると思っていたが、3カ月かかった。10年前に右膝の靱帯を損傷して手術し、半年以上も氷を離れたときの方がジャンプの感覚を取り戻すのは大変でも、リハビリも含めて毎日体は動かしていたから戻るのは早かった」

ジャンプも1回転からつくり直す

 「今回は思った以上に何もできなかった。普通のスクワットもできなかった。以前は瞬発力や持久力を養うトレーニングしかやったことがなかったが、今回は筋力トレーニングも取り入れた。あまりに何もできなくなっていたので、ジャンプも1回転からつくり直していった。サルコーの跳び方も変わったし、連続ジャンプは現役時代の後半よりもよくなったと思う」

 ――焦りはあるか。

 「全くない。世界選手権の優勝を目指すのなら、やるんじゃなかったと後悔しただろうが、そうではない。冷静に考えてそれは無理だし、12月の全日本選手権のフリーで最終グループで滑ることを目指しているので」

 「むしろ、自分で決めた現役復帰だから全てに前向き。絶対にしない、と決めていた料理まで始めた。スープで豊富に野菜をとり、肉を焼き、ごはんを炊き、あと野菜を使った料理を1品つけるだけ。味付けに失敗することもあるが、外食や出前ばかりだったときに比べて体重は3~4キロ、体脂肪も4~5%は下がった」

 ――ショートプログラム(SP)はデービッド・ウィルソン氏による「シェルタリングスカイ」、フリーのプログラムはブノワ・リショー氏による「ペール・グリーン・ゴースト」。どのように決めたのか。

 「今までは昨季がこんな感じだったから、今季はこうしようという感じで決めていたけれど、ブランクが余りに長くてどうしていいかわからなかった。デービッドには1回しかプログラムをつくってもらったことがなかったものの、昨季の三原舞依ちゃん(シスメックス)のフリーがすてきだったので決めた。まさに僕なら選びそうな曲を選んできた。あまりに僕らしい曲なので面白さを感じてもらえるのかわからない」

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