2019年7月23日(火)

サッカー

森保J銀、死闘も延長戦で力尽きる

2018/9/2 1:45
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暴風雨のような韓国の猛攻を耐え忍ぶと、ぼやけていた視界が少しずつ開け始めた。孫興民らの驚異的なスピードに押され、防戦一方に終わった45分を経て、日本は少しずつ落ち着きを取り戻していく。「辛抱強くチャンスを見いだす姿勢を見せてくれた」と森保監督。

韓国に敗れ肩を落とす日本代表=石井理恵撮影

主将の三好が何度もドリブルでしかけ、岩崎が連動して攻め込む。孫のカウンターには板倉がしつこく張り付いた。序盤の競り合いで頭部を負傷した杉岡はテーピングを巻いてプレーを続け、決死のスライディングでピンチの芽を摘んだ。11人の若き戦士の魂のプレーが、相手の勢いを弱めつつあった。

90分の激闘の先に、雷のような一撃が落ちてきた。93分、孫の得意のカットインに、後ろから走り込んだ李承佑が左足を振り抜き、ついに韓国が先制。動きが止まった日本はさらに追加点を許してしまう。終盤、CKから上田が意地のヘディングで1点を返したが、もはや試合をひっくり返す力は残っていなかった。

開幕戦で格下のネパールに1-0で辛勝するなど、チームとしての完成度は低かった。それがメンバーを入れ替え、競争をうながすことでチームは急成長した。「個人の手応えを感じたし、チームも大きく変わった」とCB立田。大きな自信を手に、最強ライバルに真っ向勝負を挑んだ。

世代が一つ上でオーバーエージ3人を擁する相手に最後は屈したが「メンタル、技術、戦術、フィジカルと、全ての部分で成長してくれた」と森保監督は選手たちをたたえた。「しっかり悔しさをかみしめて精進していきたい」と三好。2年後の東京五輪に向け、かけがえのないものを学んだ19日間の戦いだった。(堀部遥)

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