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柔道、混合団体金メダル 層の厚さで圧倒

2018/9/1 23:15
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 東京五輪で新種目となる混合団体は、昨年世界選手権で実施されているが、アジア大会では初めて。頂点に立った日本が示したのは、“本家”としての意地と選手層の厚さだった。

混合団体で優勝し金メダルを手に笑顔の日本チーム=共同

 カザフスタンとの決勝は、最後に控えていた男子100キロ超級の王子谷の力を借りずとも、1ポイントも奪われない“ストレート勝ち”。先陣を切った女子57キロ級の舟久保が「勢いをつける戦いがしたかった」と横四方固めで下し、2番手の男子73キロ級の海老沼も延長戦で優勢勝ち。女子、男子とバトンをいい形でつないで最後は男子90キロ級の小林がけりを付けた。

 団体戦らしく、試合前には海老沼を中心に円陣を組んで「最後はみんなが力を合わせて笑顔で帰ろう」と士気を高めていたという。「団体戦は流れが大事。日本の底力をしっかり見せつけられた」と女子の増地監督。

 振り返れば、韓国との初戦が事実上の決勝といえた。難敵と3勝3敗の互角の戦いを演じ、一本勝ちなどに与えられる内容のポイント差で辛勝。この勝敗を巡って韓国は抗議してしばらく畳を降りなかった。ルールの解釈で相手に誤認があったようで、新種目ゆえの混乱も見受けられた。

 東京五輪で出場できるのは個人戦の代表に限られるが、日本は今回、メンバーを多く入れ替えて臨んだ。「勝機を考えながら、使っておきたいメンバーを選んだ。多くの課題が残る厳しい戦いだったが、いいスタートは切れた」と男子の井上監督。男女でレベルの差が大きい国もある中で、どちらも高い技術を誇り、勝ちきれる強さをまとう日本はやはり初代王者にふさわしかった。(渡辺岳史)

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