2018年9月26日(水)

活断層「土地利用規制を」 防災の日、大阪で講演会

大阪で震度6弱
社会
2018/9/1 19:56
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 「防災の日」に合わせ、大阪大は1日、6月に大阪府北部で震度6弱を観測した地震の被害状況や課題を巡る講演会を開いた。同大大学院の広野哲朗准教授(地震断層学)は「活断層付近は災害時のリスクが高いので、土地利用を規制する法整備を進めるべきだ」と指摘した。

大阪大が開いた講演会(1日午後、大阪府豊中市)=共同

 中央構造線断層帯が通る徳島県は2013年、活断層上の指定区域での建築規制を盛り込んだ条例を施行。広野准教授は大阪平野を南北に走る上町断層帯について「断層の上に民間マンションや公共施設などが立っている」と危機感を示した。

 6月の地震では、兵庫県から延びる「有馬―高槻断層帯」付近の地下の断層が動いたとみられることも紹介。地震の影響で、上町断層帯のひずみが増した可能性もあるとした。

 講演ではほかに、大阪大国際教育交流センターの後藤厳寛特任准教授が、外国人留学生の避難の実態についても報告。「多言語での情報共有やイスラム教徒の食事など、多くの課題が明らかになった」と話した。〔共同〕

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