2018年11月15日(木)

米フォード、中国製小型車の輸入計画を撤回

自動車・機械
北米
2018/9/1 3:08
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【ニューヨーク=中山修志】米フォード・モーターは31日、2019年から予定していた中国製の小型車の米国への輸入を取りやめることを明らかにした。トランプ政権が中国からの輸入車にかけた25%の追加関税が理由だ。米中の貿易戦争の長期化が、米自動車メーカーの商品戦略にも及んできた。

北京国際自動車ショーでフォードが展示した新型「フォーカス」(4月、中国・北京)=ロイター

フォードは中国の合弁工場で生産・販売する小型車「フォーカス」を、19年から米国に輸入して販売する計画だった。同社は31日、「関税のマイナス影響を避けるため、米国での販売中止を決定した」と表明。「年間の販売見通しは5万台以下と少なく、売上高への影響は軽微だ」とコメントした。

トランプ政権は7月に中国の知的財産侵害に対する制裁措置の第1弾として、自動車を含む340億ドル相当の輸入品に25%の追加関税をかけた。今月23日には160億ドル相当の第2弾を発動し、2000億ドル規模の第3弾も準備中だ。フォードは米中の貿易戦争が長びくおそれがあると判断し、米国の商品戦略を見直す。

米ゼネラル・モーターズ(GM)も7月から、中国で生産して米国で販売する「ビュイック」ブランドの多目的スポーツ車(SUV)に追加関税がかかった。GMは関税分のコストを自社で負担しつつ、米通商代表部(USTR)に関税の適用除外を求めている。

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