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ベテランの円熟味増す演技 双子の蒋婷婷、蒋文文組

年齢を感じさせない、しなやかな美しさで頂点に立った。28日に行われたアーティスティックスイミング(AS)、デュエットのフリールーティン(FR)。中国の31歳の双子ペア、蒋婷婷、文文組が2大会ぶりの金メダルに輝き、「今日のパフォーマンスには満足している」(蒋婷婷)と顔をほころばせた。

身長は174センチと173センチ、股下はともに100センチ以上と恵まれた体格は、まさに「アーティスティックスイミングの申し子」だろう。FRのテーマは2人も「お気に入り」という「白鳥」。曲に合わせて鳥が羽を広げる様を長い脚を滑らかに動かしながら演じる。技術、表現力ともに他国の選手を寄せ付けなかった。

準優勝した2013年世界選手権後、一度は引退。ともに結婚・出産を経て15年に勝負の舞台に舞い戻ると、私生活の充実ぶりもあいまって、かれんな演技に深みが増した。17年世界選手権ではテクニカル・ルーティン(TR)で女王・ロシアに1点差と迫る94点台で銀メダルを獲得。今年も「1年間ずっと休まずに猛特訓した」(蒋文文)と今大会にしっかりピークを合わせてきた。

08年北京五輪時には井村雅代・日本代表チームリーダーの指導を受けた過去を持つ。その井村氏は「美しさやあうんの呼吸は世界の中で最もデュエットとして適している」と今なお絶賛。25日に32歳の誕生日を迎える2人の伸びしろは大きい。

2年後の東京五輪に挑むかは未定だが「1試合ずつ頑張って自信を積み重ねたい」とチャンスをうかがう。タフな夏の戦いを終え、最後は「(4歳の)娘に大会マスコットの人形を買って帰りたい」(蒋婷婷)と柔和な母親の表情に戻っていた。(堀部遥)

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