2019年2月16日(土)
スポーツ > 格闘技 > ニュース > 記事

格闘技

18歳高校生の素根が延長制し金 気迫の背負い投げ

2018/8/31 23:30
保存
共有
印刷
その他

組み合ったときの体格の差は歴然。身長が21センチも高い金珉程(韓国)は上から圧力をかけてきた。「何度も対戦しているので組み手は研究されていた」。素根は得意な組み手を封じられそうになったが、そこで妥協するつもりはなかった。

78キロ超級決勝で韓国選手を破り、金メダルを獲得した素根(左)=石井理恵撮影

162センチと最重量級では小柄な方。だが、その体には無尽蔵のスタミナがある。ゴールデンスコア方式の延長戦になっても動きは衰えなかった。20秒すぎに懐に入って繰り出したのは背負い投げ。「大きい相手には担ぎ技が効く。そこはずっと練習してきた」。激しい攻防から相手をごろりと転がし、待望の金メダルを喜んだ。

「緊張はしたけれど、プレッシャーとか背負うものは何もない。自分の柔道をやろう」。18歳の高校生にして、なかなか肝が据わっている。海外で勝てなかったことで9月の世界選手権の切符を逃したが、今回ひとつの答えを出した。階段をひとつ上がった印象だ。

東京五輪の代表争いは、世界選手権代表の朝比奈沙羅(パーク24)との勝負。肩を並べたかは「わからない」。でも、組み手争いを制して自分の形に持ち込み、担ぎ技や投げ技を仕掛ける素早さはどんどん磨きがかかる。

あらゆる競技が一堂に会す今大会は競泳で6冠を果たした同学年の池江璃花子に刺激を受けたそう。「自分は足りないところだらけ。パワーとか技とか、鍛えるところはたくさんある」。これまで素根の強さを支えてきたのは豊富な練習量。そこに実績が伴い、さらに飛躍していきそうな予感がする。(渡辺岳史)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

格闘技 一覧

 日本ボクシング連盟は15日、3月に予定していたアジア選手権代表選考会を中止すると発表した。アジア選手権を、2020年東京五輪で採用される体重階級ではなく現行の階級で実施するとの通知があったため。
 代 …続き (15日 23:03)

 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会で初戦の2回戦敗退に終わった男子66キロ級世界王者の阿部一二三(日体大)が14日、羽田空港に帰国し「この負けを受け入れ、さらに成長できるように自分を見つめ直したい …続き (14日 17:50)

 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級チャンピオンの井上尚弥(大橋)の次戦が、5月18日に英国グラスゴーで行われることが決まった。井上が参戦中のトーナメント大会「ワールド・ボクシング・スーパーシリー …続き (13日 8:10)

ハイライト・スポーツ

[PR]