2019年5月22日(水)

自由に触って 新鳥栖駅にピアノ(探検!九州・沖縄)
得ダネひとかじり

コラム(地域)
2018/9/1 6:00
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JRの九州新幹線と長崎本線が交差する佐賀県・新鳥栖駅。その構内に8月19日からピアノが置かれている。駅を利用する人々に自由に演奏してもらおうという「ピアノの駅プロジェクト」で、ピアノは鳥栖市内の家庭から寄贈された。欧州などで同様の企画を撮影した番組がBSで時折、放映されているので、ご存じの方もいるだろう。

JR新鳥栖駅の構内に置かれたピアノ。誰でも自由に弾くことができる

JR新鳥栖駅の構内に置かれたピアノ。誰でも自由に弾くことができる

西口を入ってすぐ、待合室の前にあるピアノの横にはオレンジ色の立て看板が。「"触らないでください"から"触れてください"へ」。通りがかりにふらっと弾くもよし、我こそはと来て腕を披露するもよし、昔を思い出して弾くもよし――。音を響かせることで交流が生まれることを目的としている。

2020年の東京五輪・パラリンピックでオランダのホストタウンとなっている佐賀県が、文化交流を深める取り組みの一環として始めた。初日にはオープニングの演奏会を開催。午前5時半~午後11時40分ごろまで利用が可能で、来年3月末まで設置する予定だ。

取材に訪れた日は始まって間もない平日の午後。弾いたのは1時間で1人だけ、軽く触れたのは3人ほどだった。恥ずかしがり屋が多い国民性や、在来線と新幹線の乗り換え通路の脇で通り過ぎる客が多い点を考えると、楽しい空間が広がるには少し時間がかかるかも。9月8日からはJR唐津線の小城駅にもピアノが置かれる。こちらは高校生の乗り降りが多い。どんな光景が広がるのか。県関係者ならずとも興味深い。

探検!九州・沖縄は週末週初に掲載します

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