イーベック、ヤマハ発の出資受け入れ

2018/8/31 22:00
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ヒト抗体の製造・販売を手掛ける北海道大学発ベンチャー企業(VB)のイーベック(札幌市)は31日、ヤマハ発動機から約5億円の出資を受け入れる第三者割当増資を実施したと発表した。イーベックは増資により、ヤマハ発の持ち分法適用関連会社になる。今後は株式上場を視野に業容拡大を目指す。

ヤマハ発は産業用ロボットの技術を応用し、医療分野に参入している。同社が開発した細胞培養の支援機器「セルハンドラー」とイーベックが持つ抗体作製技術を組み合わせ、単一細胞をより高い技術で取り扱えるようにするとともに、作業時間の短縮につなげる。

抗体は人体に病原体などの異物が入った際、異物に結合して体内から除去する働きをする生体物質。抗体医薬として治療に使えるほか、検査診断や学術研究にも利用できる。

イーベックは北大遺伝子病制御研究所の技術を事業化するため、2003年に設立。ヒト抗体の開発・製造で高い技術を持つ。08年に独製薬大手のベーリンガーインゲルハイム、10年にアステラス製薬とライセンス契約を結んだ実績がある。

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